2012年9月15日土曜日

中毒・・ addicted...

こんばんは!
こんな変な時間にちょっと寝られなくなってブログを書こうとパソコン付けました。
はい、昨日から全然パソコンも付けず、ひたすら読んでいます。

『血と骨』梁石日著

Hi guys,
I just decided to write the blog because I couldn't go to sleep now, so turned on my computer. I actually have not touched my computer since day before yesterday??
Yes, that's because I am addicted this novel, "The blood and bone" by Young Soguil (not sure English spel, but he is Korean Japanese writer)





こないだ久々に韓国に行ってから、
私はK-POPやドラマではなく、在日コリアンにとても興味が湧きまして、
『GO』しかろくに読んでいない、在日文学や映画を片っ端から知りたいなぁ、とふいに思って、
検索検索。。

で、この方の小説は前から聞いた事があったし、映画にもなっているから、とりあえずまず読んでみるのにはいいのかな、と
古本屋で1冊100円で購入。

とにかくすごいです。
買ってすぐ帰りの電車で読み始めたのですが、止まらない、終えられない。
最寄り駅に着いて家まで歩きながら読みたかったけど、街灯が暗くて読めずあきらめ、
家に着くなり、ソファで延々読んでいました。
こんなにひきこまれる小説は初めてかも!

背景は、1920年代後半 大阪にあった済州島出身の在日朝鮮人達が多く住む地域。
話の内容を簡単に言うと、ひどく暴力的な父親に家族が翻弄される話なのですが、
日韓併合、朝鮮人達の日本への出稼ぎ、在日朝鮮人達の暮らし、
共産党と社会主義者とやくざ、大二次世界大戦、、、

などなど、スケールの大きなお話で、在日朝鮮人達の暮らしなど、私の全然知らなかった世界が繰り広げられます。
特にこのどうしようもない父親の存在が圧倒的で、暴力の描写などに引き込まれます。
梁石日氏、はんぱない。

あぁ、そろそろやめなきゃ、と思うも、ページをめくる手を止められない、とはこのこと。
どうやら、この本を読んだ人はみんなそうなるそう。
梁石日氏自身の父親をモデルにした小説だそうで、彼自身の人生も壮絶で、とても魅力があります。

小説を読み終えたら映画も見ようと思っていますが、うーん、私の中ではこの父親はたけしじゃないんだよなぁ。
オモニは鈴木京香でぴったり。
小説読むときって、「この人を映像化するならこの俳優」って想像するの楽しいですよね。

そんなわけで、今日も5時間ぐらいあっという間に過ぎてしまい、こんな時間まで起きている始末。。
明日読み終えちゃうのもったいないなぁ。
でも、読み終えてもまだまだ彼の作品もあるし、他にも素晴らしい在日作家の方はいるので楽しみです。


今週末は3連休ですね♪
皆さん何か特別な事をしますか??

よい週末を!



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